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アローFX8
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詳細説明
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FX8シリーズは、これまでの座席昇降、前輪キャスターアームの開脚、足掛けエレベーティングに加えて、リクライニングまたは、チルトのどちらかの機能しか装備できなかったのに比べ、同時にリクライニングとチルトができるようになったところに、その特徴があります。 |
従来のエフ・エックスでは、リクライニングとチルトを同時に装備することが不可能でした。理由はリクライニング用のアクチュエータまたはチルト用のアクチュエータを背中に1個だけ置くことはできたのですが、同時に2個のアクチュエータを置くことはできませんでした。
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今回設計を新たにして、チルト用のアクチュエータを肘掛の後部に配置することにより、リクライニング用のアクチュエータはそのままで、2個のアクチュエータの同時装備が可能となりました。これらの機能は、電動により動作します。
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以下にこれらの機能の詳細を説明します。
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座席昇降(FX8の基本機能)
標準昇降範囲 床接触位置(0cm)〜64cm(オプションにより、昇降高さは最大74cmくらいまで可能です)
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前輪キャスターアームの開脚(オプションC)
この機能は、全幅を大きく取れない車椅子の座席を床まで降ろす場合に、必要となる機能です。(全幅が、60cm程度で、座席を床まで降ろそうと すると、座が前輪のキャスターに当たってしまうためです)全幅69cm以上と大きくても問題が無い場合は、この機能は不要です。
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リクライニング(オプションR)
背を後方に倒すことにより、仰臥姿勢をとることができます。
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チルト(オプションT)
座と背と足置等、それぞれの角度を一定に保ったまま、後方に座を倒していく機能です。(筋力の低下や仰臥姿勢をとりにくい場合に使用します)
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足掛けエレベーティング(オプションE)
ひざの関節を軸として、ひざ上に対するひざ下の角度を変えることができます。
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例)上記の全機能付は、FX8RTEと表記します。
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